日差し対策は素材とシルエットが決め手
春夏の紫外線対策において、最も重要なのが服の「素材」と「シルエット」の選び方です。まず注目したいのは、紫外線を通しにくい素材。たとえば、綿やポリエステルなどはUVカット機能が高く、肌をしっかり守ることができます。特にUVカット加工が施されたアイテムは、日差しの強い日でも安心です。また、リネンやレーヨンのように風通しが良く涼しい素材を選ぶことで、夏でも快適な着心地を実現できます。さらに、シルエットも大切なポイント。肌の露出を抑えつつ、風通しを確保するためには、オーバーサイズやゆったりとしたロングスリーブ、ワイドパンツなどのアイテムが効果的です。身体に密着しないことで通気性も高まり、熱がこもりにくくなります。
カラーとデザインで季節感とおしゃれを演出
紫外線対策をしながらも、春夏の軽やかさやトレンド感を取り入れるには、カラーやデザイン選びも欠かせません。紫外線を遮るという観点では、濃い色のほうが効果的とされていますが、重たく見えないようにアクセントカラーや柄物を取り入れることで、明るく爽やかな印象に仕上げることができます。たとえば、ネイビーやカーキなどの濃色トップスに、ホワイトやパステルカラーのボトムスを組み合わせるとバランス良くまとまります。また、レースやシアー素材を使ったデザインアイテムを取り入れることで、肌を覆いながらも涼しげでフェミニンな雰囲気を演出できます。袖口や襟元にフリルやギャザーが入ったデザインなら、見た目にも華やかで女性らしさをプラスできます。紫外線対策を意識しながらも、デザイン性の高いアイテムを選ぶことで、日常のコーディネートをより楽しむことができます。